ブライダル・メヘンディ

■ブライダルメヘンディとは

インドの結婚式には欠かせないもののひとつ、メヘンディ。結婚式の数日前〜前日に、花嫁の手足にレースのような美しい模様を施します。これは「メヘンディ・ラート（メヘンディの夜）」と呼ばれる結婚式の儀式の一つで、地域によっては花婿の手にも施されます。また、結婚式に参列する女性達もこぞって手足をヘナで染め、美しさを競い合います。
結婚式のメヘンディにまつわる言われや風習はいくつもありますが、中でも「花嫁のメヘンディが濃く染まれば、旦那様に深く愛される・嫁ぎ先で大切にされる」というお話はとても有名。この他にも、お見合い結婚が多いインドでは、花嫁の手に描かれたメヘンディのデザインの中に花婿の名前やイニシャルを隠し入れておき、二人でそれを探しあいながらお互いが近づくきっかけをつくる、なんていうお話もあります。
このようにメヘンディは、新郎新婦の絆を結びつけ、深める、赤い糸のようなものなのです。

■所要時間

お描きするデザインや描く範囲などによって所要時間は大幅に異なります。
また、より発色を求められるのであれば、夜にお描きしてヘナペーストを一晩つけたままにしておくことをお勧めいたします。

■その他

メヘンディは施してから2日目に、最も深く綺麗な色に染まります。ブライダルメヘンディをご希望の方は、結婚式の2〜3日前を目安にご予約いただくのがおすすめです。基本的には当方自宅でのご予約を承っていますが、手の平に細かな模様をビッシリ描くようなデザインをご希望の場合は身動きが取れなくなってしまいますし、出張での対応も可能です。デザインにより料金は異なりますので、まずはお問い合わせくださいませ。

結婚式で着用されるサリーやレンガなどのインド・パキスタンの民族衣装の着付けや、着付けレッスンもお受けいたします。ベーシックな着付けはもちろん、その他の伝統的なスタイルの着付けも可能。ご用意されたサリーやレンガにぴったりの着付けをさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。