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 └スズケー的メモ(雑記)

女性が働くという事

更新日:

アメブロ内で、起業が流行ってるようですね!
アメブロ集客とかアメブロビジネスという言葉が大流行で、
そういう流れに乗って、
セミナーに参加したり起業勉強会に参加している人もたくさんいらっしゃいます。
ランチ会やらお茶会やら、まぁいろいろあります。
そして、その参加者の多くが女性です。

そういった女性達の間で時々出る話が、
ビジネスをしていく上での女性のハンデについて。

男性を相手に
「起業しています。ブログ使ってビジネスしています。」
そうやって自己紹介をした時点で、
「起業?へー(笑)」という反応をされる事も多いようで、
そういう事例に遭遇したと言う女性の体験談に対して、たいがいの場合、
「日本の男性は遅れている」
「日本の男性は視野が狭い」
なんていう、「男性がダメ」という意見が出ます。もちろん、女性から。

でも私は、こうやって働く女性が男性よりも低く見られるのは、
男性側だけでなく、女性側にも問題があると思うのです。

はっきり言えば、
男性よりも女性に、働く事に意識の低い人間が多いから、です。

例えば、
「旦那さんの収入で生活出来るから自分はそんなに稼げなかったとしても大丈夫」
という守られた環境の中で、
月に数万円程度の利益で「起業してるの~」と語って、自分に満足してる女性起業家さん。
結構いらっしゃると思います。
正直私も、そういう人に「起業してます」と自己紹介されたら、
「それで起業って(笑)」
ってなります。

起業したと言うのに稼ぐ額が多い少ないは関係ないし、
例え1カ月に5万円しか稼げなかったとしても、起業には違いないかもしれないですが、
やっぱり、そのお仕事で稼いで生活していかなければならない、という言う人からすれば
生活が保障された守られた範囲内で志低くやってる人や
お小遣い程度の稼ぎで満足してる人を見て
「はいはい、それで起業だって言えるなんて、ラクでいいよね」
って思うのは当然だと思うのです。

そしてやっぱり、そういうなんちゃって起業家は女性に多いです。
OLや主婦の方がサイドビジネス的に始めたりする事が増えており、
本人がサイドビジネスのつもりだから、最初から目標設定が低いのかもしれません。

以前、アメブロ内の有名(らしい。私は知らない人です)女性セミナー講師(コンサル?)が、
現在やっているサイドビジネスを大きくするためにはどうすればいいか
と相談をされたOLさんに対して
「まず結婚をして自分の基盤を作れ」というようなアドバイスをしたという話を聞いて
ドン引きました。

それって、
「まずは旦那を見つけて、
最悪自分の収入がなくても生活して行ける状況作ってそれから起業しなさい」
ってことでしょうか?
悪い言い方をすれば「旦那に寄生しろ」という…
アドバイスされた方も「やっぱりそうですよね」と納得されてみえました。

いやー、ないです。
ホントにドン引きです。

もちろん、それがダメって言うわけではないです。
そういうスタイルでの働き方もありだと思います。
けれども、それって、起業を目指してる人へのアドバイスですか?
そうやって他力本願で守ってもらいながらちょっと仕事をしている人が、
「起業してます!あなた(起業してる男性)と同等に扱ってください!」って、
おかしくないですか…?

アメブロ有名人として、ブログセミナーやコンサルで
起業を目指す女性達にアドバイスやコンサルティングをしている女性が
そんなスタンスでいる・そんなアドバイスをするんですから、
男性に守られた働き方をしている女性がどれくらい多いかというのがよくわかります。
何度も言いますが、別にそれが悪いことだとは思わないです。
そういう働き方は、そういう働き方としてありだし、
必要なスタイルだろうとも思います。

でも、そういうちょっとだけ腰掛けで仕事をしているような状態で
「起業してるの~」って鼻高々に言われたら「は?」って思うのは当然だし、
実際そういう女性はたくさんいるのですから、ひとくくりにされて
「はいはい、女のプチ起業ね~」
って、女性が男性に馬鹿にされても仕方ないのではないでしょうか…

つまり、冒頭で書いた男性が女性起業家に対して「起業?へー(笑)」という反応が出るのは、
「日本の男性が遅れている」というだけでなく、
起業家を自称する志の低い女性達が招いた結果」でもある、と思うのです。

前に、「生業」と「仕事」の違いについて記事を書きましたが、
そこで書いた言葉を使えば
これを生業にする!という本気の熱意と覚悟を持って働く女性が増えなければ変わらない
という事です。

>> 生業にするということ、「生業」と「仕事」の違い
http://ameblo.jp/keiko-india/entry-11964483344.html

私はここ数年ほぼずっとフリーランスなので、名刺はいつも個人名のみです。
全ての事に対して、自分で行い、自分で責任を負わなければなりません。
守ってくれる会社や組織はないからです。

デザインやコピーライティングのお仕事は結果が全てですし、
あまり男女の壁を感じる事もないのですが、
初対面で「ハイハイ、女がやってるなんちゃってデザイナーでしょ?」という対応をされる事も
ごくごくまれにあります。(ホントにごくまれですけれど。)

守られた環境の中で志低く働いている女性達とひとくくりに見られるのは
そうでないつもりの者にとってはやっぱり腹も立ちます。
慣れていないと居心地が悪かったり、気後れもしてしまうと思います。
でもこれは結局、同じ「女性」の行動が招いた結果でもあるし、
初対面の人には、こちらがどういう人間かはわかりませんから。
気にしていても仕方がありません。
最初に軽く見られたとしても、後から仕事で認めさせればいいのです。

女性という事で、ハンデを感じる事も時にはありますが、卑屈にならず、
「自分は男性であるあなたと同じくらいの覚悟をもって仕事をしてます」という
毅然とした態度でいれる自分であろうといつも思っています。
もちろん、仕事の結果もしっかり出す事、それが最低条件ですが。
女性とか男性とか関係なく、一個人として、行動と結果で相手に認めてもらう
それだけです。

視野を広げないといけないのは、男性だけではないです。
男性も女性も、変わっていかなければいけない、そう思います。

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